ディズニー・カレッジ・プログラムの選考内容をご紹介【体験談あり】

Disney College Program

ディズニー・カレッジ・プログラムに参加したいけど、選考内容がわからずどのように対策すれば良いかわからない

と思っている方は多いのではないでしょうか。

私も選考内容をあまり知らずぶっつけ本番で受けたり、後輩からはどのような対策をすべきかという質問を多く受けたりしました。

一生に一度のチャンスを無駄にはしたくない!と思っている方のためにも、今回は

カレッジ・プログラムの応募基準と選考内容

をご紹介します!

こんな人におすすめ!
  • ディズニー・ワールドで働きたい!
  • ディズニー・カレッジ・プログラムに興味がある!
  • 選考内容を知りたい!
  • 対策方法を考えたい!

わかりやすくご紹介しますので、是非最後まで読んでみてください!

カレッジ・プログラムへの応募基準

そもそもディズニー・カレッジ・プログラムには応募基準があるのでは?

と考えている方もいらっしゃいますよね?勿論、基準はございます。

ディズニー・カレッジ・プログラムへの応募基準
  • プログラムに参加できる大学に入学していること
  • TOEICスコア600以上・英検準1級・それ同等の英語資格を保持していること
  • GPA2.6以上

こちらは私が通っていた大学での基準なので、必ずしもこれと同じとは言い切れません。しかし、どの大学でもこの基準と同じようなものを使用しているので、参考にしてください。

誰でも大学生活をちゃんと送っていれば選考に参加することは可能です。英語力には選考時にテストがあるので、TOEIC700レベルを目指していきましょう!

みら
みら

できれば1年の後期でこれらの条件は満たしていた方がいいです。

2年次の選考で落ちてしまった場合、3年次に再度挑戦することができるからです!

カレッジ・プログラムの選考について

カレッジプログラムを受ける際

学内選考→英語テスト→スカイプ面談→最終面接

という形で進んでいきます。

まずは学内選考から順に説明していきます。

学内選考

エントリーシートの記入

まずは、大学生協留学先の大学に書類への提出です。

*大学生協は、生協を通して大学がプログラムを開催している場合です

ここではどうしてアメリカに留学したいのかをメインで書くことが重要です。また、英語での書類作成なので、エッセイは英語ネイティブにチェックしてもらうことをお勧めします。

みら
みら

大学にエッセイを見てくれるネイティブの先生が在籍していたので、その方に見てもらいました!

大学の教授にも英語で推薦書を書いてもらう必要があるので、予め書いてくれる人を探しておきましょう。

学内面接

書類を提出し終えたら、学内面接を受けます。グループ面接で30分程行います。

この面接では、学校側が生徒をディズニー社へ推薦することを目的にしているものです。その為、この面接は予行練習と捉えて大丈夫です。

みら
みら

学内の面接官に「予行練習だと思って自分の気持ちを述べてね」と初めに言われたので、そこまで緊張なくて大丈夫です。

面接で聞かれる内容
  • 何故ディズニーワールドで働きたいのか
  • 短期留学やホームステイをしたことあるか
  • 海外での生活に不安はあるか
  • 英語はどれくらいできるのか/どのように英語を勉強したのか
  • 日本文化や伝統について説明できるか

というような質問をされました。これらの質問は、ディズニー社との面接でも話す可能性がありますので、きちんと答えられるようにしましょう!

こちらの面接は基本的に全員受かります。最低限の準備をする必要はありますが、肩の力を抜いて挑みましょう!

みら
みら

私の大学では35人応募して、全員通過しました!!

英語テスト(VERSANT)

学内選考を通過すると、VERSANTという英語のテストを受けます。コンピューターを使用するテストで、4技能を図ることが目的です。

各資格・検定試験とCEFRとの対照表 文部科学省(平成30年3月)

VERSANTではCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という言語共通の「ものさし」を使用して英語力を図っていきます。

テストを受けた際にスコアは自分の手元に返って来ません。

しかし、プログラムを突破するにあたってB1以上の英語力を保持して置くことをお勧めします。英語を学びに行くのではなく英語を使って働くことがこのプログラムの目的です。

落とされる人数も実はVERSANTのテストが多いのです。

みら
みら

30人以上一次で受かっていたのに、ここで5人にまで絞られました。

TOEICや英検とはテストの形式が全く違います。8,800円と少し値段が高いですが、TOEFLよりは安く受けることができるので、一度受験してみることをお勧めします。

練習問題を試してみて、自分がどのように対策していくかを考えることは必須です!

みら
みら

「会話文が聞き取れた自信はないですが…」とか「ここまでは理解できました」など、とにかくなんでもいいから喋り続けるがこのテストでは重要です!!

「瞬間英作文」を毎日10問ずつこなしていくことで、スピーキング力を身につけました!

ディズニー社への書類提出

ディズニー社へ送る書類は、履歴書とカバーレター(CV)です。

ディズニー社のマイページにどの職種や寮が希望かを登録して、最後に履歴書とCVを提出します。サイトには保存ボタンがあるので、すべて一度に行う必要はありません。

履歴書には、自分自身の経歴やインターンシップの際に活かせる自分の能力を記載していきます。

CVには、志望動機やどのような活躍をしていきたいのかを書いていきます。

詳しくは、下記の記事で解説されているのでご覧ください。

>>英文履歴書・職務経歴書(レジュメ)の書き方ガイド〜テンプレート・例文つき〜

>>英文カバーレター(送付状)の書き方ガイド【テンプレート付き】

みら
みら

履歴書や志望動機を今までアルバイトでしか書いたことなかった私は結構苦労しました。自分自身を文章で上手く表現することが重要です!

電話面接

提出が終わったら留学する大学の職員と電話面接を行います。

面接と書いていますが、実際はディズニー本社との英語面接の予行練習の為に組まれています。

その為、今の自分の英語力を図ることが目的です!

電話面接で聞かれやすい質問
  • 好きなディズニーの映画は?
  • 好きなディズニーキャラクターは?
  • ディズニーパークに訪れたことはある?

このようなディズニーに関する質問を10分ほどされます。

最後にフィードバックをもらえることもあるので、自分の弱点を見直して最終面接に備えましょう!

ディズニー本社の方と英語面接

遂に最終選考のディズニー社の方との面接です。

ディズニー社のリクルーター1人と個人面接を30分行います。面接地は年によって変わりますが、東京または大阪で行われます。

最終選考は約15人が受けます。面接の順番は事前にどれくらいの時間が良いのかアンケートを取られますが、朝から集合です。また、終わった人から帰って良いので最後の方だと8時間くらい待ちます。

面接で聞かれる可能性があること
  • 好きなディズニーキャラクター/ディズニー映画
  • 大学生活
  • アルバイト
  • 短期インターンシップ
  • 就きたい職種
  • その他履歴書に記載した事柄

上記に書いたことと履歴書に書いてあることは、しっかりと自分の口から話せるように準備しておきましょう!どの面接でもそうですが、自分自身のことを最大限リクルーターに知ってもらう必要があります。だからこそ、英語力が面接では特に重要です!ディズニーワールドで働き始めたらすべて英語で仕事をこなすので、しっかりと英語は勉強しておきましょう。

選考を受けた感想

どの過程も緊張するものでありしっかりと対策して臨むことをお勧めします。

選考を受けた中で、私は特に英語力と最終面接の記憶が残っています。

英語学習について

私の場合、このプログラムを受ける為に約7年間時間を費やしてきました。その為、志望理由や英語に苦労したことはありません。それでもVERSANTの英語テストは難しく、もう一度受けるならVERSANTに向けた英語の勉強を行ないたいです。

人生最大の過ちを犯す

最終面接で事件を起こしてしまったことが印象に残っています。私は最後に面接を受けたので、9時から5時まで待っていました。その間にウォルトディズニーの名言を見たり自分の志望動機を英語で言うことをずっと考えていざ本番です!面接官もにこやかで私もリラックスして面接が進んでいきました。

ここまでは良い感じでした。

しかし、 私は「書類の一部が未提出」という人生で最大の過ちを犯していました。これはどう考えてもやってはいけない過ちです。

中学生の時から頑張ってきたのに全てが水の泡となりました。最後の面接ということもあり、私は面接ではなく1時間以上怒られる羽目になってしまったのです。自分の過ちなので、ぐうの音も出ません。

みら
みら

「なぜ提出できなかったのか→スマホでエラーが出ていた」「なぜ誰にも聞かなかったのか→面接で頭いっぱいだった」など、とにかく泣きながら言い訳と謝罪を繰り返していました。

また、「本当にディズニーワールドで働きたいのか」という点を見られていると思った私は

みら
みら

7年の歳月をかけて今にこの場にいるからディズニーに対する知識は誰よりもある!どの職種でも全て私はできる!!

と言い切りました。(なら書類を忘れるなという話ではありますが。)

面接官
面接官

面接官からは誰にでも失敗はあるから、今後気を付けてね。

と最終的には行って頂けましたが、100%落ちたと思いました。というか私だったら落とします。号泣しながら家に帰り、3日間食欲が一切湧かず自分の落ち度に嫌気がさしていたのを今でも覚えています。

合格通知が届いた時

面接から約1週間経った日のことです。なんとなくメールの受信ボックスを確認してみたら、なんとこのメールが!

みら
みら

面接での失態から絶対に落ちると思っていたので、夢だと思いました

唯一自分の良かった点として、面接時に全て英語で受け答えができていたからアメリカで働くことは可能だと判断されたことだと思います。正直自分の怠惰な部分には失望しましたが、英語学習を7年間みっちり行ってきたことには誇りに思いました!

本当に諦めずに夢を追いかけて良かったと思う経験です。

カレッジ・プログラムの応募基準・選考内容 まとめ

今回はディズニー・カレッジ・プログラムの応募基準・選考内容をご紹介しました。

カレッジ・プログラムを受ける際に必要な力
  • 英語力
  • 対応力
  • やる気
  • 勤勉さ

私が選考を受けて特に必要だと思った力は上記のものです。

また、私の経験上英語力はやはり1番重視されています。もしあの場で英語を話すことができずに何も言うことができなければ、100%落ちていたと思います。世界各国の人と英語で話すことを踏まえると、カレッジ・プログラムでは英語力は最重要視されているでしょう。

大学ごとに選考で多少の差異が生まれると思いますが、こちらを参考にみなさん選考への対策をしていきましょう。また、質問点があれば是非コメント欄に記入して下さい。

「ディズニー・ワールドで働きたい!」と夢見ている全ての人のお役に立てれば幸いです。

Have a wonderful day!

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