待ち時間に話したい!カリブの海賊が10倍面白くなる【豆知識】

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みら
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こんにちは、元ディズニーキャストの”みら”です。

ディズニーマニアはみんな大好き!【カリブの海賊】。

今回は、そんなあなたに「次ディズニー行ったら絶対確認したい!」と思ってしまう

カリブの海賊”の豆知識

をご紹介します。

カリブの海賊といえば!人形の名は「オーディオアニマトロニクス」

カリブの海賊といえば、海賊や村人が私たちを海賊の世界へと魅了してくれますよね。

実は、これらの人形はオーディオ・アニマトロニクスという名前がついているんです。

オーディオ・アニマトロニクスとは…
オーディオ(音楽)・アニメーション(動き)・エレクトロニクス(電子)を組み合わせた造語。 電気によって音と動きに合わせて動くリアルな人形

なんと、カリブの海賊に登場するオーディオアニマトロニクスは、120体以上います。

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オーディオアニマトロニクスの見た目は、ディズニーのスタッフと当時のセレブをモチーフにしているんです。

また、これらのオーディオアニマトロニクスのコスチュームデザインを担当したのが、マーク・デイヴィスの妻であるアリス・デイヴィスです。

マーク・デイヴィスは、「眠れる森の美女」や「白雪姫」「シンデレラ」などのディズニー映画を代表するアニメーター。また、「カリブの海賊」「ホーンテッドマンション」などのディズニーランドのアトラクションを手がけた天才クリエーター。

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彼女は、It’s a small worldのキャラクターコスチュームも担当しています。

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ニューヨーク万国博覧会直後に、カリブの海賊のプロジェクトが始まったため、「可愛い子供から臭そうなおじさんに急に変わった」とインタビューで答えていますよ。

“Yo-ho Yo-ho” テーマソングは【誰もが口ずさめる】曲を作る

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“Yo-ho Yo-ho the pirates life for me…”
という曲は、カリブの海賊に乗ると自然と口ずさんでしまいますよね。

このキャッチーな曲を作曲したのは、ジョージ・フランスです。

ジョージ・フランスは、「眠れる森の美女」の作曲家として有名です。”It’s a small world“の作曲もしていて、「カリブの海賊」は “It’s a small world”同様無限ループができる曲に作曲しました。

「カリブの海賊」セリフに隠されたディズニーの精神

作詞を行ったのは、ザビアル・アテンシオです。

彼は海賊のセリフ担当も行なっており、ゲストに忠告をかける骸骨をはじめとする「カリブの海賊」のキャラクターの声優も行っています。

アテンシオは、一度にたくさんのセリフが聞こえてしまうと「ゲストがどこに集中すれば良いのかわからなくなるのではないか」という不安を抱えていました。

しかし、Walt Disneyは「一見ガヤガヤ聞こえて聞き取りにくいかもしれないけど、ゲストは見たい方向を見ていたらその箇所の会話だけが自然に聞き取れるから大丈夫」と助言をしたそうです。

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ゲストは乗るたびに違う体験ができるので、「カリブの海賊」は長い間ゲストから愛されるアトラクションになっているかもしれませんね!

待ち時間に話したい!カリブの海賊【ライドの秘密】

ここでは、待ち時間につい周りの人に話したくなってしまう豆知識をご紹介します。

ウォークスルータイプがボート型ライドに

カリブの海賊は、当初海賊たちの世界を歩いて回るタイプのアトラクションになる予定でした。

しかし、ニューヨーク万国博覧会で”It’s a small world”が発表されて、ボート型ライドに変更されました。

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歩いて回ると回転率が悪くなってしまうのが主な原因です。

カリブの海賊の船も”It’s a small world”の船と同様、アロー社の船が採用されました。

アロー社の船は、一度に大勢を乗せることができるテーマパーク用の船です。

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回転率がよく、多くのゲストをより効率的に向かい入れることができますね!

カリブの海賊、外観は【ニューオリンズ】を再現

アドベンチャーランドにあるカリブの海賊ですが、ジャングルクルーズなどとは違い、おしゃれな外観な街並みですよね。

実は、Walt Disneyの想いによってカリブの海賊はルイジアナ州のニューオリンズをイメージして作られているんです。

ニューオリンズスクエアは、19世紀のニューオリンスをモチーフに作られたエリアです。Walt Disneyはニューオリンズの街並みを好み、ニューオリンズに住むことを夢見てました。

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特に、カリブの海賊の外観はニューオリンズにあるカビルドという建物をモチーフにしています。

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カビルドは、スペイン植民地時代の市庁舎で、現在はルイジアナ州立博物館になっています。

ライドの乗り場は実際に存在した海賊の名前

普段なんとなくカリブの海賊に乗っている人も多いですよね?

実は、この乗り場には【ジャン・ラフィットの船着場】という名前がついているんです。

ジャン・ラフィットは、フランス出身の19世紀の海賊。アメリカに来た年は明確ではないが、ニューオリンズで商売していたという記録が残っている。ニューオリンズの戦いで、イギリス軍と戦ったアメリカの英雄でもある。

ブルーバイユーレストランでは”暴れん坊の海賊ショー”をする予定だった

ディズニーパークの中で、一段と人気がある【ブルーバイユーレストラン】

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ちなみに、ディズニーパークの中でアトラクションに併設されたレストランは、ブルーバイユーレストランが初めてです。

レストラン併設当初は、暴れん坊の海賊ショーを提供しようとしていました。

しかし、「ブルーバイユーレストランは食べ物と雰囲気が主役。ショーは必要ない」というWalt Disneyの助言によって、この案は却下されたのです。

消防署から注意された【火事のシーン】

カリブの海賊といえば、海賊たちが街中で大暴れしているシーン。

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本物の火が出ているような臨場感あるシーンですよね!

実は、これらの炎は布と照明と扇風機で再現しているんです。

イマジニアが再現した炎を見て、アナハイムの消防庁は「炎がリアルすぎて、火事があったときに本当の炎と見分けがつかない。区別できるように、火災があったときは炎の自動停止装置が作動するように。」とディズニー側に要請しました。

イマジニアとは、パークを企画してアトラクションを設計・パークを完成させる人物をさします。イマジネーション(想像)とエンジニアリング(テクノロジーを創造する)を掛け合わせた言葉で、ディズニーパークを創造するのに欠かせない人材です。

【ホーンテッドマンション】みんなが知らないアトラクションの歴史
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デジタルなものを使用せずに、本物を再現するイマジニアたちは本当に凄いですよね!

待ち時間に話したい!カリブの海賊が10倍面白くなる【豆知識】 まとめ

今回は、待ち時間につい周りの人に話したくなってしまうような【カリブの海賊の豆知識】をご紹介して来ました。

Walt Disneyが最後に携わったアトラクションであるだけ、多くの知識や技術・熱量が盛り込まれたライドになっています。

みら
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この豆知識を知ってカリブの海賊を今までの10倍楽しんてください!

ディズニー好きにぜひ読んでほしい本

ディズニーの歴史を知って、今まで以上にディズニーパークを知りたい!と思ったあなたへ。

ディズニー大好き”みら”がご紹介する本もぜひ手に取ってみてください。

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日 

小谷正一氏、堀貞一郎氏という2人のプロデューサーを軸に、日本のエンターテインメントビジネスの草創期から、東京ディズニーランド誕生までを追うノンフィクション。2人が魅せられた、ウォルト・ディズニーという巨人にもスポットを当てながら、究極のテーマパーク招致に奔走し、成し遂げるまでを描きます。

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ディズニーランドが日本に来た理由って知っていますか?そんな疑問に答えてくれる1冊。世界中のビジネスマンと戦って見事ディズニーランドを舞浜に誘致した経緯を知ると、自然とあなたのやる気もみなぎってくる。

>>「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日

海を越える想像力

 東京ディズニーランドは今年20周年を迎えた。東京ディズニーシー(TDS)や商業施設・イクスピアリ、2つのホテルの開業などを経て、千葉・舞浜地区は一大リゾート地として活況を呈している。オリエンタルランド社長で、これらの事業の陣頭指揮を執った著者が、その舞台裏を記した。

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ホーンテッドマンションのすべて

ついに明かされる、ディズニーランドの人気アトラクション「ホーンテッドマンション」のすべて!貴重な写真と共に振り返る舞台裏!

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